【白露】草に朝露が宿り、秋が深まる頃。乾燥に備え、実りの秋を健やかに過ごす養生とは?
- 13 時間前
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皆さま、こんにちは。七日一巡りです。
朝夕の空気がひんやりと澄み、草の葉に宿る露がきらめく季節。虫の音や、少しずつ高くなる空に、秋の深まりを感じる頃となりました。いかがお過ごしでしょうか。
本日9月7日は、二十四節気の「白露(はくろ)」を迎えました。
白露とは、大気が冷え込み、草花に朝露が宿りはじめる頃という意味です。朝日を受けて白く光る露のひとしずくに、昔の人は秋の深まりを感じ取ってきました。日中はまだ汗ばむ陽気が残るものの、朝晩は確かに涼しくなり、季節は本格的な秋へと歩みを進めます。
9月9日には、五節句の締めくくりである「重陽(ちょうよう)の節句」を迎えます。「菊の節句」とも呼ばれ、菊を愛で、その香りに長寿と無病息災を願う、雅やかな行事です。夜が少しずつ長くなる「秋の夜長」も、この頃から深まっていきます。
東洋医学では、秋は「肺(はい)」と深く関わり、乾燥(燥邪/そうじゃ)に弱い季節とされています。空気が乾きはじめるこの時期は、肌やのど、鼻の乾燥や空咳が出やすく、心もどこか物寂しくなりがちです。
白露の養生は、体の内側から「潤い」を養い、夏の疲れを残さず、深まる秋を穏やかに過ごすこと。そして、長くなる夜を活かして睡眠をたっぷりとることも、この時期の大切な養生のひとつです。
この時期の暮らしとセルフケア:
重陽の節句と、実りの秋を寿ぐ:
9月9日の「重陽の節句」は、五節句の最後を飾る、菊の節句です。古くから菊は「不老長寿の花」とされ、菊を飾り、花びらを浮かべた「菊酒」で健康と長寿を願う風習が伝えられてきました。
野には萩やすすきなど「秋の七草」が揺れ、まもなく訪れる中秋の名月には、月を愛でながら実りに感謝する——この時期は、季節の恵みと移ろいを五感で味わうのにふさわしい節目です。
慌ただしい日常から少し離れ、秋の趣にそっと心を寄せる時間そのものが、心をやわらげる養生になります。
乾燥に備え、内側から潤す食養生:
空気が乾きはじめる白露は、体の内側から「潤い」を養う食養生を意識したい時期です。東洋医学では、白い食材が「肺」をうるおすとされ、梨やれんこん、大根、白きくらげなどは、乾燥しがちなのどや肌をやさしく潤してくれます。
また、ぶどうやいちじくといった旬の果物は、みずみずしく体をうるおし、鮭やきのこ、さつまいもは、夏に消耗した体に滋養を補ってくれます。
冷たいものは少しずつ控え、温かい汁物や煮物で内臓をいたわりながら、実りの恵みで秋の体づくりを始めましょう。
秋の夜長に、良質な睡眠を育む:
「秋の夜長」という言葉のとおり、白露を過ぎると夜は少しずつ長くなり、睡眠をたっぷりとるのに適した季節が訪れます。夏のあいだ寝苦しさで乱れがちだった睡眠のリズムを、この時期にじっくりと整えたいものです。
就寝の1〜2時間前に、38〜40℃ほどのぬるめのお湯にゆっくり浸かると、いったん上がった深部体温が下がるタイミングで自然な眠気が訪れ、寝つきや眠りの深さが整いやすくなります。
寝る前はスマートフォンを控え、照明を少し落として過ごすことも、質のよい眠りへの近道。たっぷりと眠り、体を芯から休めることが、深まる秋を健やかに過ごす土台になります。
朝晩の冷えと乾燥から、体を守る:
日中との寒暖差が大きくなる白露は、「冷え」と「乾燥」への備えが肝心です。朝晩は羽織るものを一枚用意し、首・手首・足首の「三つの首」を冷やさないようにしましょう。太い血管が通るこれらの部位を温めると、体全体が冷えにくくなります。
乾燥が気になる日は、こまめな水分補給と、肌やのどの保湿を心がけて。涼しくなった朝夕の時間に軽く体を動かせば、巡りが整い、気分もすっきりと晴れやかになります。
「七日一巡り」で、乾燥に備え、実りの秋を深く味わう準備を:
七日一巡りでは、白露という秋の深まりに寄り添い、「温泉・食・運動」をテーマにしたウェルネスプログラムで、皆さまが夏の疲れを残さず、実りの秋を健やかに過ごせるようサポートいたします。
秋の湯治:温泉の力で夏の疲れをやさしく癒し、乾燥や冷えで滞りがちな巡りを整えます。マイルドな泉質の湯にゆったりと身を委ね、深まる秋に向けて心身を潤します。
潤いを養う養生食:れんこんや旬のきのこ、根菜など季節の食材と発酵調味料を使ったお料理で、乾燥に向かう体を内側から潤し、滋養を養います。美味しく食べることが、そのまま秋の食養生になります。
巡りを整える運動:自分の体重を使った自力整体や、呼吸を深める穏やかな運動で、こわばった体をゆるめ、寒暖差に負けない巡りのよい身体づくりを始めましょう。
七日一巡りでは、「実りの秋に、心身をじっくり整える滞在」のご予約を承っております。夏のお疲れをここでリセットし、自然と共に豊かな秋の時間をお過ごしください。
■2泊3日 現代版湯治プラン 開催日
・10月2日(金)〜4日(日) 寒暖差に揺らぐ心身をいたわり、深まる秋に整える
詳細・ご予約はこちら→ https://nanokahitomeguri.booking.chillnn.com/ja/magazine/?resourceType=plan&resourceID=19d99df795b285
草に白露が宿り、秋が深まりゆくこの季節、皆さまが夏の疲れをやさしく癒し、実り豊かな秋を健やかにお過ごしになれますよう、七日一巡りがそのお手伝いをさせていただきます。皆さまのお越しを心よりお待ちしております。