【霜降】朝晩に霜が降りはじめる、秋の終わりの頃。秋の土用に、心身をととのえて冬支度を進める養生とは?
皆さま、こんにちは。七日一巡りです。
朝晩の空気がきりりと冷たくなり、吐く息が白く見える朝も出てきました。山の木々が赤や黄色に染まって、秋がいよいよ最後の彩りを見せる頃となりました。いかがお過ごしでしょうか。
本日10月23日は、二十四節気の「霜降(そうこう)」を迎えました。
霜降とは、朝晩の冷え込みが深まり、露が霜に変わって降りはじめる頃という意味です。秋の最後の節気にあたり、次の「立冬」(11月7日)からは暦のうえで冬が始まります。
そして、この霜降の時期は「秋の土用」と重なります。
土用とは、立春・立夏・立秋・立冬の前のそれぞれ約18日間のことで、季節と季節のあいだの「移り変わりの期間」です。今年の秋の土用は、10月20日から11月6日まで。秋から冬へと、自然も私たちの体も、大きく切り替わっていくタイミングです。
東洋医学では、秋は「肺(はい)」と深く関わり、乾燥に弱い季節とされています。一方、季節の変わり目の土用は、胃腸の働きを担う「脾(ひ)」をいたわりたい時期とされます。
霜降の頃は、秋の乾燥への備えを続けながら、胃腸をいたわり、冬に向けてゆっくりとエネルギーを蓄えはじめる時期。いわば、秋と冬をつなぐ「養生のバトンタッチ」の季節といえるでしょう。
この時期の暮らしとセルフケア:
錦に染まる山々で、晩秋の景色を味わう:
霜降の頃は、紅葉がいよいよ見頃を迎えます。朝晩の冷え込みが強くなるほど、木々の色づきは鮮やかさを増すといわれています。
少し足をのばして、色とりどりの葉が陽に透ける景色や、落ち葉を踏みしめる音、ひんやりと澄んだ空気を五感で味わってみてください。外を歩くときは、脱ぎ着しやすい重ね着でお出かけを。
秋の土用は「ゆるめる」「立ち止まる」とき:
土用の時期は、季節の変わり目で心身が揺らぎやすいといわれます。大きな決断や無理なスケジュールはいったん脇に置いて、この一年の実りを振り返ったり、身の回りを少しずつ整えたりする時間にしてみませんか。
日の入りも早くなり、夜が長くなってきました。夜長の時間は読書や手仕事でゆったりと過ごし、いつもより少し早めに床につきましょう。「頑張る」より「ととのえる」。そう意識するだけで、冬を迎える心身の準備が少しずつ整っていきます。
胃腸をいたわり、冬に備える食養生:
冷たいものや生もの、脂っこいものは控えめに、温かく消化のよいものを中心にいただきましょう。さつまいも、里芋、れんこん、白菜、きのこ類、そして柿やりんご、みかんなど、旬の恵みが食卓を彩る季節です。
秋の土用には、「辰の日」に「た」のつく食べ物(玉ねぎ、大根、たまご、鯛など)や、青い食べ物(さば、さんまなどの青魚、青菜など)をいただくという言い伝えもあります。旬の青魚を大根おろしと一緒に、玉ねぎをたっぷり入れた温かいスープに——季節の言い伝えを楽しみながら、食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか。
乾燥と冷えに、いっそうの備えを:
空気の乾燥と冷え込みが本格化する霜降の頃。のどや肌の潤いを保つために、白湯や温かいお茶でこまめな水分補給と保湿を心がけましょう。
首・手首・足首の「三つの首」、特に冷えやすい足元は、靴下やレッグウォーマーで温めてお過ごしください。
冷えた体を芯からほどく、みかん湯:
この時期のおすすめは、みかんの皮を浮かべた「みかん湯」です。食べたあとの皮を数日天日でよく干し、ガーゼや布袋に入れて湯船に浮かべてみてください。柑橘のやさしい香りが広がり、心までほどけていくようなひとときを楽しめます。(肌の敏感な方は、少量から試してくださいね)
お湯は38〜40℃ほどのぬるめにして、10〜15分ゆっくりと。湯上がりはすぐに保湿をして、湯冷めしないよう温かくしてお過ごしください。
「七日一巡り」で、秋の土用に心身をととのえ、冬を迎える準備を:
七日一巡りでは、「温泉・食・運動」をテーマにしたウェルネスプログラムで、皆さまが季節の変わり目を健やかに越え、冬を元気に迎えられるようサポートいたします。
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霜が降りはじめ、山々が錦に染まるこの季節、皆さまが秋の土用をおだやかに過ごし、心身ともに健やかに冬を迎えられますよう、七日一巡りがそのお手伝いをさせていただきます。皆さまのお越しを心よりお待ちしております。